撮影経験のあるペットの飼い主さんにインタビューを行いました。
ペットとの暮らしの参考になることも多いと思うのでぜひご覧くださいませ。
飼い主さん兼ハンドラーの田中さんと、ペットはワンちゃんの田中太郎くん(パグ)です。
なんと初めての撮影が、続編ドラマのレギュラーで役名がついている大役!
しかも岡山県からの参加!どんな思いで参加したのかインタビューさせていただきました!
田中さんが田中太郎くんとどんな向き合い方をしているのか、ドラマ撮影って大変そう!など
ぜひお時間のある際にご覧くださいませ!
<お迎えしてから、撮影するまでの事>
Q:ペットさんをお迎えした際、どんな性格だと思いましたか?
元気いっぱい、やんちゃ
佐藤「いつ会っても元気で、ハッピーですよね♪ 」
Q:一緒に暮らす上で意識していた事はどんな事ですか?
健康第一!
あとは何をするにも太郎と一緒に飼い主も全力で楽しむをモットーにしていました。
佐藤「元気が一番!そして全力で楽しむのは、犬との暮らしの醍醐味ですね。素敵です!」
<オーディション>
Q:ドラマのオーディションに参加したときはどんな気持ちでしたか?
あわよくばという思いはあったものの、
太郎は体型がパグっぽくないし(手足が長く、スリム体型)性格も癖が強め、
更には住居が遠方って事もネックになるようだったので、
流石に無理かなと思っていました。
だから、飼い主も太郎も旅行のついでに思い出の一つとしてオーディションに参加しました。
オーデイションでは、いつも通り普段できる事を太郎がしてくれたので良かったです。
最高の思い出ができたと思って、気持ちよく帰れました。
佐藤「さすがに無理かなと思いつつも遥々岡山からお越しいただけて本当に感謝でした!」
Q:オーディションにおける移動や、宿泊に対するペットさんへの負担は感じましたか?
季節が6月だったので(パグは暑さに弱いので)大変でした。
室内ランのある宿を探したり、移動は少しでも涼しいうちにと始発の新幹線にしました。
長距離の車移動が慣れているワンちゃんだったら、そこまで負担ではないかもしれませんが、
公共交通機関を使う場合、やはり犬も人間もかなり周りに神経を使うことになるとは思います。
幸い太郎は新幹線移動が初めてではなく、何回も経験していたので、その点は役に立ちました。
佐藤「都内近郊にはペット可のホテルが少なく、色々と気を遣う場面が多い中、太郎ちゃんは普通でしたね」
Q:撮影が決まった時、飼い主さんはどんな気持ちでしたか?
えぇぇぇ太郎、すごい!!!!!!!
太郎は持ってるパグ???なのかなと 笑
これに尽きます。
ただ、控えのパグちゃんもいるとの事だったので、太郎が出れない事も起こり得るなと思っていました。
佐藤「実は私も落ちたと思っていたのでびっくりしました!本番で別のコになる可能性があったのは
ハラハラドキドキでしたが、とりあえずそのまま出演できたのでよかったです!持ってるパグですね!」
<撮影が決まってからのこと>
Q:都内へのお住まい(引っ越し?)に関して、どう決断されましたか?
こんな遠方のパグをわざわざ選んでもらって、こんなチャンス二度とないし、
やらないと一生後悔すると思いました。家族や周りの近しい人達も大喜び。
誰も反対する人がおらず、行ってこいって感じでしたし、なんの躊躇いもなかったです。
独身で自由気ままだった事、都合のつきやすい仕事だった事などもあり
決断と言うか、流れのまま当たり前のように行くって感じでした。
唯一、猫達と離れ離れになってしまう事が辛かったです。
(飼い猫3匹、撮影期間中は家族が面倒を見てくれていました)
佐藤「ご家族やお近くの方のご理解がなければこのような経験は難しいので、本当にありがたかったです。」
Q:初めてのドラマ撮影でのペットさんの様子はいかがでしたか?
物怖じはしないタイプなので、太郎はいつも通りだったのかもしれません。
撮影の方法や流れを見て飼い主の方が先行き不安になりました。
佐藤「ドラマを見てるだけでは気がつかない、裏方が見えるので、大丈夫かな?となりますよね・・・」
Q:何回目ぐらいの撮影で、飼い主さん及びペットさんは撮影に慣れてきた感じがしましたか?
3~4回目くらいからですかね。
最初はやっぱり絶対に迷惑をかけてはいけないって言うプレッシャーで大変でした。
佐藤「徐々にみなさん色々勝手がわかってくるのでそのあとは精神的にも安心できましたね」
Q:撮影に慣れてきてからは、撮影日までどのような準備をしていましたか?
健康管理
撮影に必要になりそうな事の練習
あとは多分聞いてないだろうけど、太郎に台本の読み聞かせ 笑
佐藤「本当に色々な準備をありがとうございます!すべての準備が完璧でした!
台本を理解していたこそのあの演技だったんだ!というシーンがいくつも蘇りました笑」
Q:撮影現場に必ず持っていくアイテムを教えてください。
・おやつ何種類か
・おもちゃ
・撮影時間によっては太郎のご飯
・うんち袋
・水
・リード、首輪、ハーネスなど
佐藤「通常のお出かけグッズと同じ感じですね!おやつも状況により使い分けてくださいました。」
夏の場合は暑さ対策をてんこもり持っていきます。
・携帯用扇風機
・濡らすとひんやりするタオルや服
・濡れた体を拭くためのタオル
・保冷剤をたくさん
・首クール(首に保冷剤を入れて冷やすためのもの)
佐藤「田中さんに準備していただいたものの他に、撮影スタッフが準備したものもたくさんあり、
かなり色々と気を遣っていただけたおかげで乗り越えることができました!」
Q:撮影現場で、田中さん及び、田中太郎さんが気をつけていることはなんですか?
太郎と私が、スタッフや演者の皆さんの迷惑にならないようにする事
あとは太郎に無理をさせない事
佐藤「周りの空気に飲まれてしまいがちですが、太郎ちゃんへの配慮を第一に、やり切りましたね!」
Q:暑い日もある時期の撮影でしたが、体調管理はどうしていましたか?
スタッフさんがロケの時にはすぐそばに涼しい待機場所を確保してくださったり、
プールを用意してくださったり、チーム全体がかなり気を遣ってくださいました。
たくさのご配慮をいただき、太郎は暑さにバテる事もなく無事撮影を乗り切れました。
そこは感謝でいっぱいです。
佐藤「普段からプール付きドッグランなどで遊んでいた経験があった太郎ちゃん。こんなところで超重要な暑さ対策に活きました!
しかも短毛なおかげで、濡れたまま撮影していてもあまり気にならず、田中さんは撮影時かなりびしょ濡れでした笑
色々な経験をしていたからこそのこのドラマ出演は必然だったのかと思うほどでした!経験は本当に大事です!!!」
Q:前作にも素晴らしいパグさんが登場していましたが、どんな思いで役を演じ切りましたか?
佐藤「こつぶちゃんには私もお目にかかったことはないですが、画面を通してもかなり色々やっていたし、
難しい自然な動きなども本当に上手くこなしていたと思います!太郎ちゃんもすごいとは思いますが、
撮影現場を見ていると確かに、尋常ではない食い意地が・・・欲が・・・まっすぐすぎて程度が・・・笑
しかし画面上で見ていると編集に助けられ、かなり存在感を醸し出し、良さを活かし演じることができました!」
Q:撮影=過酷なイメージがありますが、実際どうですか?
正直、長いかな?と思う日もありましたが・・・
それはたまにの事です。
太郎本人は最後までいつも通りの太郎で問題なかったですし、
現場の皆さんはいつも太郎に最大限の配慮をしてくださっていたので本当に助かりました。
それよりも現場の皆さんの方が大変そうなので、心配になりました。
佐藤「ワンちゃん部分も出来る限り調整してくださったので無理のないスケジュールに配慮していただけました。
現場のスタッフさんは、ワンちゃん以外にも色々な人、機材、道具などに気を使う必要があるので、本当に大変なお仕事ですね。」
Q:撮影現場でスタッフさん、共演者さんに言われた、嬉しかった言葉はありますか?
某役者さん
「この目がいいんだよ〜」
某役者さん、スタッフさん
「可愛い〜」
可愛いは数え切れないほど言われていたと思います。
太郎は私にとっての相棒なので、その相棒が褒められるのは、すごく嬉しかったです。
佐藤「私も太郎ちゃんが褒められるのはすごく嬉しかったです!が太郎ちゃんが一番喜んでいましたね」
Q:撮影を通して、ペットさんとの関係に変化はありましたか?
何だか更に絆が深くなった気がします。
知らない土地に一緒に住み、ドラマの撮影を一緒に頑張り抜いた同士みたいな気持ちです。
佐藤「田中さんにとっても太郎ちゃんにとってもお互いに、不安を乗り越えたり、楽しみを共有した期間は
本当に素敵な時間で、思い出ですね!さらに絆が深くなったなんて素敵すぎて泣いちゃいますね。」
Q:ペットさんの体調管理のために意識している事はありますか?
以前病気を経験した事があるので、(撮影のストレスとかじゃないですよ、撮影とは無関係です)
食事面など、色々勉強して気をつけています。
あとは、心の健康のため、太郎が楽しいと思える場所にいったり、太郎の好きな事をして遊んでいます。
佐藤「心身ともに健康が一番!いつまでも元気で楽しく、好きなことをして幸せでいてもらいたいです!
田中さんのような方だからこそ、オーディションさえも旅行気分で前向きに、数ヶ月に渡る撮影を
楽しく乗り越えることができたのだと思います。いつも快く引き受けてくださり、ありがとうございました!」